前兆と予兆
片頭痛は突然にやって来る場合と、事前に「予兆」が現れる場合とがあるんや。予兆とは片頭痛が起こる数日前から数時間前に決まって出る症状のこと。片頭痛直前に現れる「前兆」とは別のものや。片頭痛の予兆として現れる症状について説明しまひょ。
首や肩がこるちうわけや。
肩こりといえば「緊張型頭痛」(心身のストレスによって引き起こされる頭痛)で、片頭痛とは関係ないと思っていまへんか?一概にそうとは言い切れへんんや。普段はそうでもないのに肩や首がこり、その後頭痛が起こるようなら、片頭痛の可能性を疑っておくんなはれ。
情緒不安定、不快な気分になるちうわけや。
女性ホルモンの減少は片頭痛と関係があるとされておるさかいに、片頭痛の前に情緒が不安定になりよったり、なんとなく不快になりよったりするのはうなずけまんねんよね。
生あくびが出る、眠くなるちうわけや。
脳の血管の中の酸素が減ると、あくびが出るって聞いたことおまへんか?脳の血管の伸縮で起こる片頭痛とは深い関係がありそうや。
食欲が増す、甘い物が食べたくなるちうわけや。
血糖値が下がると頭痛が起こるちう説があるんや。頭痛が起こる前には無意識に血糖値不足を補おうとするのかもしれまへんね。
排尿障害、体がむくむ。
排尿障害のために作られた薬が片頭痛にも効果があることが知られてい まんねんわ。やはりなんらかの関係があるのでっしゃろ。
これ以外にも、あんはんだけの予兆があるかもしれまへん。オノレの片頭痛ライフを用心深く観察してみておくんなはれ。
片頭痛持ちの中には「前兆」の症状が現れる人もい まんねんわ。
これは数日前から数時間前に起こる「予兆」とはちゃうもので、片頭痛の直前に現れることが特徴や。前兆は片頭痛の人の15パーセントほどにしか起こりまへんとええ まんねんわ。具体的にはどないな症状が前兆として現れるのでっしゃろか。
もっともっともっともっともっともっともっともっともっとも有名なものが「閃輝暗点(せんきあんてん)」。突然、チカチカ光る、のこぎりの刃または歯車のようなギザギザの形をしたものが見えることや。これは脳の視覚をつかさどる中枢部分の血管が収縮することが原因とされてい まんねんわ。一時的に視界が欠ける(一過性半盲)も片頭痛の前兆症状。閃輝暗点も一過性半盲もてんかんの発作に伴う頭痛時にも現れる症状で、片頭痛とてんかん性頭痛は混同されやすいようや。
他には手足がしびれるやらなんやらの感覚障害、体がふらつくやらなんやらの運動障害、言葉が出てこなくなる言語障害やらなんやらが片頭痛の前兆として引き起こされることがあるんや。
前兆が起こっとる間はまだ片頭痛は起こりまへんが、前兆が終わるといっぺんに激しい痛みが襲ってきまんねん。
片頭痛の予兆と前兆は似とるようでまるっきしちゃうもの。この2つの関連性もいまひとつ明らかにされていまへん。予兆はなく前兆が突然起こる人、予兆から前兆を経んと片頭痛がやって来る人、さまざまや。オノレの片頭痛がどないなパターンで起こるのかを知っておけば、今よりちびっとだけ片頭痛と上手につきあえるようになるでっしゃろ。